下は操作方法を解説したパタピッ スタイル magazineです。

参考にご覧ください。


基本のノースリーブ ブラウス 

大人サイズ(S〜3L) と 子供サイズ(70〜150)

小さな丸い襟が可愛い!


● 大人サイズと子供サイズのお揃い服の入力操作・・・同じソフトを使って
● ノースリーブの基本を解説
● 襟の形状を変える・・・大切な身頃との縫合線はパタピッ に任せ、外周の形状を自由に変える

基本型のノースリーブブラウス。

ノーマルデザイン

大人はレディースS〜3Lの6サイズを

子供は70〜150サイズを解説します。

パタピッ はその範囲を超えるサイズにも対応します。
異なる体型にもバランスを整えて製図ができ上がります。

全てのパタピッ は、子供、レディース、メンズサイズに対応します。 同じソフトで大人と子供のお揃い服の操作を覚えましょう。





印は「プロ パタピッ セットに含まれるソフトです。 単品で購入も可能です。)


参考として、S〜3Lサイズの入力数値を表にしましたが、一人一人の採寸寸法を入力して操作しましょう。

腕の太さには個人差があります。 下表の操作でアームホールが窮屈な場合は、「AH増減」機能を使って、アームホールを大きくして着心地良くしましょう。
製図のAHの線上を右クリックして計測し、着用者のアームホールにメジャーを回して測ると緩いかきついかの判断ができます。

下表青字がノースリーブの特徴的な操作

この写真は肩を出しています。「背肩幅」を狭めますが、好みで操作してください。

腕の太さには個人差がありますので、「AH増減」の数値は個々に合わせて調整してください。

 ウエストを絞ったデザインです。 ウエストの仕上がり寸法にも注意を向けましょう。 「実行」ボタン後の製図で、ウエストの仕上がり寸法を測ります。 ウエストに補助線がありますので、その線上を右クリックして計測し、着用者のウエストに対して程よいゆとりがあるかを確認しましょう。 好みがありますので決まりの数値はありませんが、製図の仕上がり寸法と着用者の採寸寸法の差(ゆとり)が6cm前後がスリム、10cm前後がノーマル。
「Wしぼり調節」の数値を変えることで調整ができます。


<子供サイズの入力表>

大人と操作はほぼ同じですが、子供はバストはありませんので「Bダーツ有無」に「1」と入力することでバストダーツは製図から消えます。
「フロントBダーツ」も初期設定の「0」のままで操作しましょう。(操作の詳細はマニュアル参照)

活動的な子供さんの場合は、「Bゆとり」「Hゆとり」は数センチ多めに操作してください。

ベビー〜幼児では「Wしぼり」はあまりしぼらない操作にしました。 大人の体型に近付くに従い、大人の操作を加えました。


実行ボタンを押すと下の製図が画面に現れます。(大人の例)

後身頃は「わ」裁ちの線を使用します。

前身頃が二つ画面に現れます。
ノースリーブの場合は、特にバストの大きな人の場合は、バストダーツをアームホールに移動した製図を使用しましょう。(上右の前身頃)

ボタンを並べて仕上げます。
ボタンの配置は特に決まりはありません。
ボタンの大きさによっても個数は変わります。
服にボタンを乗せてみるとイメージが具体的になるでしょう。

製図に現れたウエストダーツの扱い方は、ウエストの絞りにメリハリを付ける場合はこのダーツを縫合しましょう。 後のウエストダーを縫うと背中のラインが綺麗に出ますので、この写真のデザインでは後のダーツは縫合しました。 
前身頃のウエストダーツを縫わない場合は、そのダーツの分量がゆとりに加わります。

写真の様なメリハリを好まずルーズフィットが好みであれば「Wしぼり調節」を「6」以下で操作するとウエストダーツは自動的に消えます。


子供の製図は下図 (100サイズの例)
ウエストダーツはありませんが、120サイズ以上の操作ではダーツが表示されます。 大人シルエットに近付きます。 それも好みで操作してください。


 「襟こし高」 を使用

「後襟幅」は、Sサイズ5cm〜3Lサイズ6.5cmを目安に適度な寸法を入力してください。
子供サイズの操作では、ベビー3cm〜150サイズ5cm の範囲で適度な寸法を入力してください。

内側の襟から更に3cm内側に図の様な線を引きます。

余分な線を消し、襟先を小丸に仕上げると下図の襟ができ上がります。

以上で製図はでき上がりです!



<製図知識を高めていただくために 

ノースリーブのポイントを解説>

(注意) 以下の解説は「操作マニュアル」でも説明していますが、基本のみ短くまとめました。 
マニュアルを読んでいない方、パタピッ を購入したばかりの方はこの説明は少し難しいかもしれませんが今後のために頭に入れておきましょう。 

難しい場合は、操作に慣れるまでは入力表通りに操作し、服作りを楽しむことから始めてください。 服作りを続ける中で、余裕ができましたらこれらの解説に立ち戻ってください。 製図に詳しくなることで様々な問題が解決します。 ゆっくりで構いません。 少しずつ学習していきましょう。 

事業目的の方は、特に理想の服の創作には製図を理解することはとても大切です。 パタピッ スタイル magazineとマニュアルの双方で学習しましょう。

製図を理解することで商品価値を上げることができます。
「形がきれい」「着心地が良い」は集客率に大きく影響します。 

パタピッ は最も大切で手書きでは難しかった「形」と「着心地」を得る最初の製図を自動で行いますので、その大事なベースラインまでは素人の方でも簡単に辿り着くことができます。 学習のハードルは低くなります。 

他の手段ではなかなかここに行き着かず苦労したことでしょう。 パタピッ で作成した型紙で服を作りを繰り返しながら型紙と布の関係、人間の身体との関係などなどを学習してください。

パタピッ スタイル magazineでは、いろいろなデザインを例に技術を高めていただく方向で分かり易く解説いたします。 実際には作らないデザインも、製図学習の意味でどうぞくまなくご覧ください。

<ノースリーブの基本操作>

 「背肩幅」を狭くします。 ノースリーブデザイン(ベストを含む)は背肩幅を狭くします。 この狭める分量は好みで操作して構いません。

 ノースリーブの様に袖が無いデザインではバストダーツをアームホールに移動した前身頃を使用する事が望ましいです。(子供はバストは平面的ですからその必要がありません)

 レイアウト画面に3つの身頃が表示されますが、左は後身頃、中央は脇にバストダーツがある前身頃、右はアームホールにバストダーツを移動した前身頃
この2つの前身頃はデザインによりどちらかを使用します。

アームホールにダーツを移動する場合は、ノーマル操作では立体感が乏しいので、「フロントバストダーツ調節」で数値命令をします。 プラス入力でアームホールのダーツが大きくなります。 上のデザインでは「1」としました。 

 <アームホールにダーツを移動した前身頃を使用する理由>

ダーツは立体を表現する効果があります。
ノースリーブデザインの場合、前アームホールにダーツが無い場合は、バストの膨らみにより布が浮き上がります。 アームホールをバストダーツでつまんであげ立体にすることでバストを包む効果があり、中が覗かれず保護する働きをします。

「フロントバストダーツ調節」の数値はバストの大きさに合わせて自由に調整ができます。 胸がない子供はこれらのダーツは不要です。
また、大人で胸が小さな方は、アームホールではなく脇ダーツで構いません。

 ノースリーブでは「AH増減」でアームホールを小さくします。
袖が付くデザインは腕の上げ下げの運動にアームホールに余裕が必要ですが、ノースリーブは小さくすることで胸を隠す働きをします。
先の表はスリムな操作例ですが、身幅の広いゆったりしたノースリーブデザインを製作する場合は、身幅が広ければ広いほどアームホールが大きくなりますから注意しましょう。 タンクトップなど肌着を着用しましょう。

 つまり、アームホールが必要以上に大きくならない様、「Bゆとり」は少なめに。 袖が付くデザインは腕の動きに対してのバストのゆとりが必要ですが、このデザインの様に身体にフィットした服では少なめが良いでしょう。

 ノースリーブの操作はベストやジャンパースカートの操作とも共通します。 ベストやジャンパースカートはその下に服を着用しますので「Bゆとり」はノースリーブより多めに操作します。 「AH増減」も中に着用する服に対しての余裕が必要ですのでノースリーブより大きく開けるように マイナス数値で操作します。

 「袖山(割合)」に「0」と入力すると、パタピッ は袖が無いデザインと判断し、アームホールの形状等をノースリーブやベスト、ジャンパースカートに適した製図に自動で仕上げます。

(注意) 時々こんな誤りを見かけますので注意しましょう。

袖付きの型紙を使い、袖を使用しないでノースリーブやベスト、ジャンパースカートデザインに兼用してしまう。。。

実際に縫製して着用すると「???。。」と気付くことと思いますが、形のきれいな服には仕上がりません。

「なぜ?」と疑問に思われるでしょう。 マニュアルではその誤りについても解説していますが、この間違った認識から服製作の失敗を見ることがあります。
袖付きか袖無しかでアームホールの形状は異なります。

この形状を「袖山(割合)」に「0」と入力するとでパタピッ は解決しています。 素人の操作でもこの誤りは解消されますので、これも含めて是非学習してください。

袖付きの型紙とノースリーブの型紙のアームホールを重ね合わせると違いに気付くことと思います。 創作に余裕ができましたら是非型紙の重ね合わせでいろいろな失敗の理由を理解してみましょう。