カットソー 製図基本操作

子供サイズ 女児  男児

& ベビーサイズ

「兄弟姉妹でお揃いのお洋服を作りたい」・・・そんな時に、なかなか思うようにサイズ違いの型紙が揃いません。

又、小さなサイズの製図はソーイング雑誌でもたくさん見かけますが、小学校高学年ともなると、ぐんと少なくなります。

そこでパタピッ ソフトの登場です。
イラストは長袖ですが、半袖、五分袖、七分袖なども、数値操作でお楽しみください。

同じソフトを使って、異なる子供サイズの製図が引けるのは勿論ですが、同じソフトでお母さんやお父さんの製図も引けますから、家族全員のお揃いが楽しめます。もちろん おじいちゃん、おばあちゃんも一緒にお揃いを楽しんでください。

今回は大人っぽくスリムなデザインを例に解説します。

ファッションの流行は大人社会から始まり、徐々に年齢を下げて子供へと広がっていきます。
特に、女の子では、小学校高学年の頃から大人ファッションに興味を持ち始めます。体型的にも変化が見られ、男児との違いも顕著になってきます。

男の子も、テレビやアニメの影響で、近頃は流行に敏感な子が増えました。

そこで、男子と女子を分けて入力表を作成することにします。

 製図関連の書物を見ますと、子供服の場合、製図がアバウトになる傾向があります。
特にニットの製図では、前後身頃が同じで、ネックラインのみカーブの深さを変えたものも見かけます。袖も前後の差のない物もあります。

当然ですが前と後ろは異なりますし、手の動きは前方向に動きやすい製図でなければ、仮にニットであっても着用した時の着心地と格好に影響が出ます。

子供はよく動きます。動きやすい服であることと、格好よくおしゃれな服の双方を満たしてあげたいものですね。

子供と言っても、ベビーから幼児、中高生まで年齢の幅は広く、その間 体型は大きく変化します。
表では、その微妙な変化を数値で表現してみましたので、それも合わせて楽しんでいただきたいと思います。




印は「プロ パタピッ セットに含まれるソフトです。 単品で購入も可能です。)

レディースTシャツ、メンズTシャツの作成で使用したと同じソフトです。

上2ソフト(全対応ソフト)は、レディース、メンズ、キッズ全てに対応します。
サイズもデザインも限定しません。
今回はTシャツに使用しますが、どんな生地にも対応します。  
パタピッ ソフトはあらゆる生地に対応します。


伸び率は生地それぞれに異なりますので、その伸び具合により製図も変化します。
ここでは、「市販のTシャツ程の伸びの生地」を例に、入力表を作成しました。(下表)

スリムシルエットを好む場合は「超スリム」を使用する訳ですが、とは言え、幼児の場合は窮屈な服は嫌がるでしょうから、見た目が幾分細く見え、動きやすい「スリム」を使用しましょう。年齢に合わせて、ソフトの選択を分けてください。
また、流行とは無関係に、定番のTシャツ風(上イラストよりゆったりしたTシャツ)に作る場合は、
「ノーマル」をお勧めします。

※ プロパタピッ ソフトは、「バストゆとり」「ヒップゆとり」の入力項目がありますので、スリムからルーズフィットまで自由に数値操作できます。 マイナス入力も可能です。

 ニット用に製図した型紙を使って伸びない生地(布帛)で洋服を作ると、窮屈で着れませんので注意してください。ニット素材と布帛の製図は明らかに異なります。

子供製図は、標準体型であれば下表の身長サイズを活用してください。
マニュアルにサイズ表も載せています。  又、するとサイズ表を見ることができます。
細い子、太い子は本人の採寸寸法を入力しましょう。

<女児 入力表>
「超スリム」 又は「スリム」 又は 「ノーマル」使用

<男児 入力表>
「超スリム」 又は「スリム」 又は 「ノーマル」使用

数値を打ち込んで数秒待つと、下の製図が画面に現れます。
特に修正する部分はありません。 そのまま印刷して使用します。

女児の入力表は、「女らしく」「ちょっと大人っぽく」を意識して作成しました。。
男児は、少年の間で流行している「ちょっとスリムなTシャツ」風にしてみました。

どちらも、どんなシルエットの服を作りたいかで、「超スリム」「スリム」又は「ノーマル」の何れかを選択してください。

ニットで作る服ですから、ファスナーなどは付けずにかぶって着たいですね。 その為にネックの大きさも考慮に入れなければいけません。

上表の数値で作ると、イラストのようなネックラインに仕上がります。家庭用のミシンで縫う場合、ネックが既製服の様に伸びず、頭が入らないかも知れません。特に幼児の場合、身体に対して頭の比率が大きいので、既製服の幼児服に見られる様に、肩を開けたり、前を途中まで開けてボタンを付けるなど、楽に着脱できるように作る必要があるでしょう。

春夏の服であれば、ネックの入力数値を変えて、ネックラインを広くすれば、ボタン開きなど作らず着脱できます。

ネックラインは、1〜2cmのリブニットを付けて仕上げましょう。



前後身頃のアームホールを計測し袖ソフトを呼び出して入力します。

<女児入力表>  長袖

<男児入力表>  長袖

<女児入力表>  半袖

<男児入力表>  半袖

 長袖、半袖以外に、五分袖、七分袖なども 袖丈を変えて引いてみましょう。

画面に現れた製図はそのまま印刷して使用します。(左・・・長袖、右・・・半袖)

「袖山」は、低くすれば袖幅が広がりゆったりした袖になり、逆に高くすれば、袖幅が狭くなり、更に腕にぴたっとフィットした袖になります。

手元に程よいニット製品があれば、測ってその寸法に近付けるように数値操作しても良いでしょう。

   

 ベビー服の場合は、自由に動くことができる充分なゆとりが必要です。
窮屈にならない様に製図しましょう。
パタピッ ソフトの動きも、ベビーの寸法を打ち込むと、アームホールなどは、幼児とあまり変わらない動きをします。 その関係から、袖も少しゆったりとした製図に仕上がります。
数値操作でスリムにすることができますが、赤ちゃんに窮屈な服は、できれば避けましょう。

以上で製図はでき上がりです!


ニット縫製の注意点については、レディースのページで解説しました。
してご覧ください。