下は操作方法を解説したパタピッ
スタイル magazineです。
ユーザー限定のコーナーです。
ニットワンピース ノースリーブ
編むより 縫う!
ショーウインドーを飾る既製服のニット製品の中には、工業用編み機で編んだ服もあれば、縫って作られたニット製品も実に多いです。
一方、服地店では、ざっくり編んだニット地が店頭に並んでいます。
正に縫うために織られた生地です。
裁断して縫合すれば、一見 編んだ様に仕上がります。
<縫う利点>
手編みの服は、仮縫いができません。
でき上がって着てみたら「大きかった(又は小さかった)」「長過ぎた(又は短すぎた)」など、思い通りに仕上げるのは結構難しい。
でも、縫う服は、縫合途中で 着用して状態を確認することができます。希望と異なる部分は補正ができ、結果 完成時では思い通り・・・。 これが、縫うニットの良さです。
また、ファスナー開きはなく、パーツも少なくシンプルなデザインなら、1時間もあればででき上がってしまうというスピード。
前回は、袖付きニットワンピースの解説をしましたが、今回はノースリーブです。
若向きに、スリム、ミニ丈の入力操作を解説します。
こちらも同じく、ヒップの型崩れを起こさない、戻りの良いニット生地を使いましょう。
生地の購入の際は、ちょっと触れてみて、伸びの状態を確認してから購入してくださいね。



(●印は「プロ
パタピッ セット」に含まれるソフトです。 単品で購入も可能です。)

参考として、S〜3Lサイズの入力数値を表にしましたが、一人一人の採寸寸法を入力して操作しましょう。
ニットの伸び率により「ゆとり」の数値は変わります。
また、ピタッとフィットさせたいか、またゆったり着たいかなども「ゆとり」と大きく関わります。
「Bゆとり」「Wゆとり」「Hゆとり」の数値を適度に増減して調整してください。
「WL移動」でウエスト位置を上げました。 縦の伸びを考慮して、ウエスト位置が伸びて下がらない様に配慮します。
「Bダーツ有無」操作では、Lサイズ以上はバストダーツを有効にしました。
バストが大きな体型では、平面製図で作ると脇のつりじわが気になるものです。
ニットと言え 立体に作成することで脇のつりじわが消えます。
前回の袖付きニットワンピースよりスリムで、ショート丈で、襟は高く、首にフィットしています。

実行ボタンを押すと下左の製図が画面に現れます。
ウエストダーツを消します。(右製図)
背中心は「わ」裁ちですから、直線に直します。
Lサイズ以上はバストダーツを有効にしました。
アームホールにダーツのある前身頃を使用しましょう。(下図) アームホールが浮かず、胸を保護します。

首にフィットさせたいと思います。 身頃のネック寸法より襟を小さく製図します。
身頃を測った前後ネック寸法の90%の長さを襟ソフトに入力しましょう。
身頃に縫合する時は、襟を伸ばしながら縫います。
「後襟幅」は、15cm
ロールカラーソフトは、布目マークがバイアスですから、縦地マークに変えます。
襟は2重襟です。上を「わ」で裁ち、さらに 中央で折り返します。(右図)
<頭が通ることが大事>
首にフィットさせる場合、身頃のネック寸法を小さくすれば、当然襟も小さくなりますので、首にフィットしますが、ファスナー開きの無い状態で脱ぎ着しなければいけません。
頭が通るネック寸法が必要ですから、身頃のネックはあまり小さくし過ぎないことが大事です。
襟を首にフィットさせるためには、襟を小さくして、身頃と縫合する際に伸ばしながら縫い付けましょう。
一見ニットでも、さほど伸びない生地もありますので、頭が通るかどうかの確認が必要です。
襟を小さくし過ぎて、着れなくなっては大変です。
ニットは伸び具合で襟の寸法が決まりますので、襟を筒状態に縫って、一度頭を通して確認しましょう。確認後に身頃と縫合してください。
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以上で製図はでき上がりです!
<ニット生地の扱いについて>
パタピッ スタイル magazineの各コーナーでは、ニット素材の服を沢山解説しています。
型崩れしない様に縫製する様心がけてください。
肩や首、アームホールなどには、状態に合わせてニット用の伸び止めテープを貼ります。
型紙が正しくても、伸び止めの処置をしないで型崩れしてしまっては格好の悪い服になってしまいます。
<直線縫いミシンでニットを縫うことができます>
ニット専用の4本糸ロックミシンが売られていますが、4本ロックがなくても、家庭用の直線縫いのミシンでニットを縫うことができます。
薄手も厚手も目の粗いニットも どんなニットでも 既製服の様に仕上げることができます。
直線縫いは普通に縫っては伸びに着いて行きませんので、着用時の運動量だけの伸びが必要です。
ミシン縫いでは、伸ばしながら縫います。
ミシン縫いの時点で生地が伸びても、アイロンで元に戻りますので安心してください。
ニットの扱いについては、様々な「こつ」があります。
直線ミシンで縫うニットは、ロックと違って、厚地や目の粗い生地に対しては一定の縫い代を残すことができ、また 縫い代を割ることができますので、高級感が出ます。
当ソーイングレッスンでは、一日集中講座などで一着作って体験していただくなどで、正しい扱いを学んでいただけます。
部屋着や普段着に限りません。 外出着、フォーマル、パーティードレスなど、ニットをどの席にも恥じない高級感溢れる服に仕上げるノウハウを学んでください。
一つ方法を知ると可能性が広がります。
一日集中講座は、遠方からの受講者が集まります。
一日で沢山のことを吸収していただけるでしょう。
どうぞ ご利用ください。
※ 一日集中講座はニット限定の講座ではありません。あらゆる素材、あらゆるデザインの作り方を学ぶ講座です。
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