下は操作方法を解説したパタピッ スタイル magazineです。

参考にご覧ください。


マーメードスカート 8枚はぎ

ストライプ柄をバイアスに裁断

左右の傾斜方向を変えて、交互に縫合

今回は、二つのデザインの解説をしますが、
この2つの違いは、マーメードに広がる開始点とフレアの分量、そして、スカート丈が異なります。

はぎ数が4の倍数なら、この様に交互に傾斜させることができます

例えば、4枚、8枚、12枚、16枚はぎ・・・ など

バイアスの裁断は、生地に無駄が出ますので、ノーマルな縦方向の裁断と比べて生地は沢山要ります。

また、スカート丈が長いか短いか、布幅が広いか狭いかにより、布分量も大きく変わります。

<用尺の計算>

バイアス裁ちは、実際に布に型紙を置いてみなければ正確な分量がなかなか判断できないのですが、、、

パソコンを使うと、画面に製図を配置して布のおよその分量を計算することができます。

下の画像は、右のデザインの8枚の各パーツを実際に配置した画面です。
CADで製図を作成し、この画面でパーツに角度を指定して傾け並べると布の分量が分ります。

 この画面では、今回のデザインに限らず、どのデザインでも布の用尺が計れます。活用してください。

画面は120cmの布にMサイズの製図を配置した状態ですが、150cmで足りると予想できます。
ストライプの幅が広い場合は、柄合わせとしての余裕が必要ですから、20%ほどプラスして購入しましょう。

布幅が90cmの場合、W幅(142cm)の場合など、様々に配置して用尺の確認に利用しましょう。

<印刷の無駄をなくしましょう>

今回は、8枚のパーツ全て 布方向が異なりますが、製図を印刷する場合は、形は左右対称ですから、(無駄を省いて)4パーツ(前2、後2)の印刷で構いません。 布目だけ左右反転する様に裁断すれば、印刷面では紙の節約ができます。  (但し、既製服などの事業目的で型紙を作成する場合は、全てのパーツの印刷が必要です。 更に、CAD「縫い代」機能で、縫い代を付けたデータを完成させましょう。)



印は「プロ パタピッ セットに含まれるソフトです。 単品で購入も可能です。)


右のデザインは、前回の解説の「8枚はぎマーメードスカート」の入力数値と同じです。

でき上がりで異なる点があります。 それは、バイアス裁ちすることで、縦に伸びるので、丈は実際の製図の寸法より長くなります。
伸び分量は、布の織りや重さにより変わりますので、でき上がるまで分かりません。
最後に裾上げをする際に、鏡の前で丈を確認し決定してください。

薄い生地の場合の裾の始末は、細幅の三つ折りミシンをかけたり、巻きロックミシンをかけたりします。
その為、裾も伸びて、製図の長さより広くなります。 しかし、それにより きれいなフレアが出ます。

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右のデザインは、ベルトレスのスカートです。 また、少しローウエストのデザインです。
履き位置は、ウエスト下3cmあたりとしました。 (
「腰丈調節」の入力数値で履き位置を指示します。)
ウエスト入力は「採寸寸法+3」と表示しましたが、実際は、着用者のウエストの3cm下辺りをメジャーで測って決めるのが正確です。 
お腹周りの形状は人それぞれ異なります。 又、ローウエストの場合は、どの位置で履きたいかにより寸法は大きく変わります。

 バイアス裁ちしたウエストは伸びます。 ウエストにテープで伸び防止をするか、見返しを縦地に裁断し、見返しに伸び止めテープを貼るなどで、ウエストに関しては、製図の寸法ジャストに仕上げる注意が必要です。

ベルトを付けるデザインであれば、ベルト(インサイドベルト)が伸び防止になりますので、安全に仕上がります。 左のデザインではベルト使用の製図を解説しますので、そちらを参考に応用してください。(末尾に入力表有)

<右スカートの入力表>

実行ボタンを押すと下の製図が画面に現れます。

  

前後スカートを均等に二分します。(下は前スカートの例)
切り替え線と第一ダーツの位置にずれが生じますので、ダーツを移動します。

丈の中間辺りから下をマーメードに広げます。

各パーツを分離し、左右の製図を並べると下の様になります。
布目は45度の角度で、左右は反転した布目方向になります。
後スカートも同様に展開します。


<左スカートの入力表>

ベルト付きの製図解説をします。

「ウエスト」入力では「採寸寸法+2」としましたが、これは、ベルトを付ける場合のゆとりです。
ゆったり着用する人は、この寸法はさらに増えますので、丁度履き心地の良い寸法を決める為に、実際にインサイドベルトをお腹に巻いてみると良いでしょう。

または、日常履いているスカートで、履き心地の良いスカートがあれば、そのスカートのベルト部分の寸法を測るのも良いでしょう。

ヒップにピタッとフィットしたデザインなので、「Hゆとり」「2」としました。

実行ボタンを押すと下の製図が画面に現れます。

前後スカートを、ヒップの位置で等分し、その位置まで第一ダーツを移動します。
このデザインは、裾に向かってスリムなシルエットです。 脇線を1cm程内側に入れます。
その後、マーメードの展開をしますが、その開き位置は、裾から10cmほどの位置です。

各箇所を2cmずつ開いて仕上げます。 (CAD機能 「回転」使用)

この後、各パーツを分離し、布目のマークを入れて仕上げます。(上の右スカートの解説参照)

以上で製図はでき上がりです!