下は操作方法を解説したパタピッ スタイル magazineです。

参考にご覧ください。


スリムな チュニック  ニット

裾が広がるチュニックですが、バスト周りと袖はスリムにすっきり

年配向けのチュニックはよく見かけますが、多くは、身幅はゆったり、袖もゆったり、、、

今日は、対象年齢を下げて、20〜30代嗜好のスリムなチュニックを解説します。

ニットの製図を解説しますが、布帛で作る場合は、身頃の「ゆとり」袖幅を、4〜5cm多目に操作してください。

 パタピッ 入門ソフトでは、チュニック丈で操作すると、裾線が消えますが、印刷後に手書きで補足すれば、正確な型紙ができ上がりますので、パタピッ 入門ソフトでもどうぞ楽しんでください。

 写真のニット生地は、斜め(バイアス)に裁断したのではなく、元々斜め縞のプリントです。

縦ストライプや横ストライプのニット生地を斜めに裁断するのはお勧めしません。
ニットは縦横の伸びが異なる為、バイアスに裁断すると左右のバランスを崩してしまいます。必ず前後中心に縦地を通して作成してください。

布帛の場合は、バイアス裁ちでも構いません。但し、縦糸と横糸の硬さに大きな違いがある生地の場合は、バイアスに作成すると左右対称に仕上がりませんので気をつけてください。
また、布帛をバイアスに裁断する場合は、肩や首、アームホールなどが伸びますので、ニット地の扱いと同じ様に、伸び止めのテープを使用するなど、型崩れしない様に作成してください。





印は「プロ パタピッ セットに含まれるソフトです。 単品で購入も可能です。)


参考として、S〜3Lサイズの入力数値を表にしましたが、一人一人の採寸寸法を入力して操作しましょう。

ニット生地は伸び具合によって「ゆとり」は微妙に変わります。
下表は、中程度の伸びを想定した数値です。 良く伸びるニットの場合は、
「ゆとり」を減らし、逆に、あまり伸びないニットの場合は、「ゆとり」を増やしてください。

ニット製図です。「Bダーツ有無」「1」のスイッチを入力しバストダーツを消します。
しかし、バストが大きな体型の場合は、平面製図のまま縫製すると、やはり無理があり、脇に突っ張りじわができます。 そこで、2L、3Lサイズでは、バストダーツを有効にしました。「0」入力で有効にしましょう。

ヤング嗜好の細身の袖にしたいと思いますので、「AH移動」でアームホールを小さくします。通常の数値より大きな数値を入力しています。 ゆったり着たい場合は、この数値を下げて操作してください。


パタピッ 入門ソフトの入力表>

プロパタピッ ソフトの入力項目と異なりますが、上の様に操作すると 大変近い製図ができ上がります。
プロパタピッ ソフトはバストとヒップのゆとり数値を自由に操作できますが、入門ソフトはどちらも「8cm」と定数化されていますので、「バスト」「ヒップ」の数値の増減でゆとりを操作します。

プロパタピッ ソフトの操作では、ウエスト位置を高くするために「WL移動」「3」と入力しましたが、入門ソフトにはこの機能がありません。 そこで「背丈」を2cm短く操作しました。 「背丈」は、体型バランスと深く関わりますので、実際の背丈通りに操作して欲しい項目ですが、今回はニット製図でもありますので、いくらかごまかせますので、「背丈」を短くしてウエスト位置を高くしました。 バランスを崩さない為にも、この操作については2cmまでに留めてください。


実行ボタンを押すと下の製図が画面に現れます。

この後、ウエストダーツを消します。
「Wしぼり調節」「25」と入力しましたので、パタピッ ソフトはウエストダーツが自動的に形成されます(「6.1」以上の入力でダーツが出る)が、このデザインではダーツは不要です。 消しましょう。

後身頃は「わ」裁ちの線を使用します。

前身頃のネックラインの丸みを直しましょう。 前中心で尖らない様になめらかなカーブに直します。

ネックラインに1cmのリブ(又はパイピング)を付けます。


前後身頃のアームホールを測り、袖ソフトに入力すると 身頃にぴったりの袖ができ上がります。

実行ボタンを押すと下の製図が画面に現れます。

修正する部分はありません。 このまま印刷して使用します。

このデザインの袖幅は、Sサイズで約28cm、M 30cm、ML 32cm、L 33.5cm、2L 36cm、3L 38cmが程よいでしょう。

以上で製図はでき上がりです!