下は操作方法を解説したパタピッ スタイル magazineです。

参考にご覧ください。


半袖セーター

ボーダー柄のニット地を裁断&縫合・・・ 編むより早い!

身頃と袖の柄合わせも大切。 でも、パタピッ 製図は、身頃と袖に合印がありますからそれを合わせるだけ、、、とても簡単です。

2012.8.16のブログで紹介したカシュクールニットセーター(左下写真)と同じ生地を使用しています。

左写真のセーターは斜め(バイアス)に裁断しました。ニット生地をバイアスに使用するのは冒険です。 伸びの具合が思い通りにならないことが多いので、敢えて袖のないデザインでまとめましたが、今回のセーターはノーマルです。 とても簡単です。

ざっくりとしたメリアス編みの生地。横によく伸びます。

着ていると「編んだの?」と聞かれるほど編み物に近いでき上がりです。

でも、パタピッ ソフトで製図を引きましたので、身体にきれいにフィットした立体的なセーターにでき上がりました。 前後身頃のバランス、身頃と袖とのバランスはGood!です。

近頃では、編み物製図でもパタピッ ソフトを使用する人がとても増えてきました。やはり格好が良いです。 着心地も抜群です。
編み物特有の製図方式とは異なりますが、おしゃれに敏感な時代です。
編み物と言え製図の重要性に目が向けられてきた証拠でしょう。

製図が正しい服は、布帛でもニットでも編み物でも、商品としての高級感を高めます。





印は「プロ パタピッ セットに含まれるソフトです。 単品で購入も可能です。)


参考として、S〜3Lサイズの入力数値を表にしましたが、一人一人の採寸寸法を入力して操作しましょう。

生地の伸び具合で「ゆとり」の数値は変わります。 あまり伸びないニットでは、数センチプラスした数値を入力してください。


パタピッ 入門ソフトの入力表>

上のプロパタピッ ソフトではかなりスリムなデザインを操作しましたが、入門ソフトはゆとりを「8cm」と定数化しています。 その為、、プロパタピッ ほどスリムな操作ができませんので、バランスを崩さない範囲でできるだけスリムに操作しました。 でき上がりは幾分異なりますが、無理なくご利用ください。


実行ボタンを押すと下の製図が画面に現れます。

ウエストダーツを消します。 後中心線は「わ」裁ちの直線を使用します。

 「Wしぼり調節」「6」までの入力でウエストダーツは自動的に消えますが、それ以上ウエストを絞りたい時は、敢えて大きな数値で操作し、後でウエストダーツを消す、、、という方法を取ります。


前後身頃のアームホールを測り、袖ソフトに入力すると 身頃にぴったりの袖ができ上がります。

実行ボタンを押すと下の製図が画面に現れます。
修正する部分はありません。 このまま印刷して使用します。

このデザインの袖幅は、Sサイズで約29cm、M 31cm、ML 34cm、L 35cm、2L 37cm、3L 39cmが程よいでしょう。

以上で製図はでき上がりです!


<身頃と袖の柄合わせの方法>

パタピッ ソフトで仕上がる製図には、袖と身頃を合わせる合印が印されます。(下製図参照)
裁断の際、布の横柄を合印に合わせて裁断すると上の様に横縞が合います。

柄合わせは前身頃で行います。 後も合わせたいところですが、前後の形状が異なりますし、前後身頃同士でも脇の柄を合わせますので、袖に関しては前後共柄を合わせる事は通常はできません。 
何としても前後共柄を合わせたいというこだわりで服を製作する場合もありますが、その場合は、製図上で無理な操作をしたり、着心地等を無視したりなど、他を犠牲にしなければならないことがあります。

ファッションショーなど、見せることを目的とする服ではその選択もありますが、日常着る服については、無理な操作をするより着心地を選びましょう。

 袖山が低いドロップスリーブなどでは、身頃のアームホールの高さと袖山の高さがあまりに違い過ぎて柄合わせはできませんので無視して構いません。