下は操作方法を解説したパタピッ
スタイル magazineです。
参考にご覧ください。

チュニック ・・・ 波打つタックで変化を
柄の生地にプレーンなタックを施しても目立ちませんが、波打つことで立体的な表現ができます。 製図解説に合わせて、その縫い方も解説します。
余った生地でストールを作りました。 共地のストールはおしゃれです。ついでに作ておくと着こなしの変化が楽しめます。 防寒の働きもします。
生地は、大塚屋車道本店で購入しました。

 この波打つタックは、拡大すると左の様です。
前に5本、後に3本。
タックは、裾がゆったりとしますので、ヒップを強調せず、お腹もヒップも無理なく覆ってくれます。
今回は、ウエストの少し上で縫い止めていますので、バストとウエストは膨らまず、すっきりとしたラインが出ます。
若い子のマタニティーとしても可愛いでしょう。
余った生地でストールを作りました!(左写真)
寒い冬の防寒にもなります。
これ一つ加えることで、3シーズン楽しめる服になりました。
ストールの製図と作り方も合わせて解説します。
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柔らかく仕上げる為にニット生地を使用しましたが、このデザインは布帛で作っても良いでしょう。 入力表はニット生地用ですが、布帛で作る場合の数値操作も解説しました。 双方でお楽しみください。



(●印は「プロ
パタピッ セット」に含まれるソフトです。 単品で購入も可能です。)

下表はニット生地用ですが、今回の素材はニットと言え結構しっかりした生地です。
良く伸びる生地の場合は、「ゆとり」は2〜3cm少な目に操作してください。
また、伸びない生地(布帛)で作る場合は、逆に「ゆとり」は4〜5cm多目に操作してください。
「背肩幅」は採寸寸法を、「AH増減」は「0」が良いでしょう。
ニット生地なら頭が入りますが、布帛で作る場合は、ネックラインのでき上がり寸法が頭回りより小さい場合は、ネックラインを広げましょう。
又は、後中心にファスナー開きか一つボタンの短い開きを作っても構いません。
<パタピッ 入門ソフトの入力表>
プロパタピッ ソフトの入力項目と異なりますが、上の様に操作すると 大変近い製図ができ上がります。
プロパタピッ ソフトはバストとヒップのゆとり数値を自由に操作できますが、入門ソフトはどちらも「8cm」と定数化されていますので、「バスト」「ヒップ」の数値の増減でゆとりを操作します。
入門ソフトにはプロ
パタピッ にある「WL移動(ウエストライン移動)」がありません。
プロ パタピッ では少しハイウエストになる様操作しましたが、入門ソフトではこの操作は無視しましょう。
実行ボタンを押すと下の製図が画面に現れます。
前身頃のネックラインの丸みを 更に丸く、下記の様に書き直しましょう。
タックの位置を印します。 前身頃は2cm間隔に2本。(青色の点線)
後身頃は1本。 縫い止りは、バストポイント(BP)の下約8cmです。 後もほぼ同じ位置に縫い止めましょう。
タックを切り開きます。
各2cm水平移動する様に開きます。 前後中心にも一本要ります。 半身の型紙ですから、前後中心は1cm幅を出します。 これで、前5本、後3本のタック展開が完了しました。
タックの展開が分かり難い場合は、縫合後を想像しましょう。
切り開いた2cmのタックを、それぞれつまんで縫うと元の製図の寸法に戻る、、、という訳です。
家庭で作るのならここまでで完成として構いませんが、製品を縫製工場に依頼する場合の製図(事業用パターン)は、折り返しの線なども正しく書き、外周に縫い代を付けて完成させます。
以下の説明は、アパレルやオーダーなど事業目的の製図作業の参考にご覧ください。
折り返しの線は、下図の様に仕上げます。 切り開いた各タックの中心に引いた線(青色で表示)が、今回は表の山になる線です。 縫合後は片側に倒しますので、その状態のネックラインも書きます。 ジグザクの様な線ですが、CADで作成する場合は、たたみ方向を頭で考え、「ミラー複写」機能を使いながら「カーブ」でつなげ一本一本仕上げていきます。
<波打つタックの縫い方>
このデザインのタックは波打っていますが、タックの縦の縫合は直線です。
縫合後、倒す方法を変えてミシンステッチで押さえています。 それにより波打っている様に見えます。
下右図の赤い矢印はタックを倒す方向を示しています。
タックのミシンを縦直線にかけた後、縫い止りまでの距離を3等分し、反対に倒しながらミシンで押さえると写真の様に波打ちます。
後も同様に作ります。
ネックラインには、共地でリブ風に1cm幅の縁を縫って仕上げます。

前後身頃のアームホールを測り、袖ソフトに入力すると 身頃にぴったりの袖ができ上がります。
実行ボタンを押すと下の製図が画面に現れます。
修正する部分はありません。 このまま印刷して使用します。
このデザインの袖幅は、Sサイズで約31cm、M 34cm、ML 36cm、L 37.5cm、2L 39cm、3L 41mが程よいでしょう。
布帛で作る場合の袖幅は、2〜3cm広くなる様に数値操作して仕上げましょう。
「袖口寸法」も2〜3cm広くしましょう。
身頃のアームホール自体がニット地のアームホールより大きくなりますので、袖幅も必然的にニット地より大きく仕上がりますが、微調整は「袖山」の寸法を変えることで理想の袖幅を求めることができます。
布帛の袖ソフトは を使用します。
余った生地でストールを作りました。
でき上がりの幅は15cm、長さ110cm
袋状に縫って、表に返すとでき上がります。(下は片側断面図です)
以上で製図はでき上がりです! |