下は操作方法を解説したパタピッ
スタイル magazineです。
参考にご覧ください。

フレアスカート
バイアス裁ちスカートのウエストにリブニット
ファスナー不要 超簡単!

ファスナー無しで簡単に作ろうと思うと、ウエストに余分なギャザーが入ったり、ボリュームが出過ぎたり、、、 となかなかバランス取りが難しいものです。
お腹回りはすっきりと、フレアも多過ぎず少な過ぎず、お出かけに最適な丁度よいフレア分量はどう決めたら良いのだろうか・・・?
リブニットの分量調整は・・・?
・・・などなど、まとめて解説します。ッッ
を持たないユーザーの為に、ソフト無しで引く方法も解説します。

「プロ パタピッ ボトムセット」には含まれませんが、「プロ パタピッ トップス&ボトムセット」に含まれるソフトです。 単品で購入も可能です。)

スカート丈は膝が見えるミニ丈です。
丁度良いフレアを製図する方法が下表の操作ですが、スカート丈を変更すると、このフレア分量のバランスが崩れますので、他の入力項目も変更が必要になります。
その調整方法を解説しますが、面倒であれば下表のまま操作し、CADで(又は印刷後の手書きで)丈を調整するのも良いでしょう。
このデザインはファスナーの要らないスカートです。 着脱ではウエスト部分を広げてお尻が入らないといけませんので、サイズ選択の際は、下表のヒップから選んでください。
例えば、「ウエストはMサイズだがヒップはLサイズ」という人は、このスカートについてはLサイズを選択してください。Mサイズでは着脱時にお尻が入らないかも知れませんので、、、。
実行ボタンを押すと下の製図が画面に現れます。
ウエストには、ゴムを通すベルト部分がくっ付いていますが、ここはこの後削除します。
膝丈前後のスカートの場合、若い子の普段着として可愛くほど良いフレア分量は、脇の傾斜角度が約45度です。 もっと可愛く、、、 又は、ドレスや衣装感覚であれば、全円に近づけていきます。
画面の方眼を利用して角度を確認することができます。
パーツ選択枠のパーツをクリックして選択し、画面上をクリックすると製図が動きますので、脇線が丁度対角線上に乗れば45度という確認ができます。(右図参照)
上入力表の数値のまま操作すれば、この角度はどのサイズもほぼ45度になりますが、スカート丈が変わればこの角度バランスは崩れます。
この角度調整の方法は、「スカート丈」が長くなる場合は、「裾開き寸法」を増やし、「スカート丈」が短くなる場合は、「裾開き寸法」を減らします。(45度はミニ丈から膝丈に適合する角度です。ロングスカートの場合はこの45度はフレアが多過ぎますので、50度、60度などと傾斜を変えていきます。)
入力表からの丈の微量な増減は「裾開き寸法」の調整だけで済みますが、丈が大きく変化すると、ウエストが細くなり過ぎたり、逆に太くなり過ぎたりしますので、その場合は「Hゆとり」も変更します。
今回のスカートは、ファスナー無しで脱ぎ着しますので、ウエスト部分の寸法も重要です。
右図ではウエストの寸法を測っています。(上部のベルト部分はこの後削除しますので、計測の線(赤線)がウエストです。)
右製図は前スカートの半身です。 このウエストの計測数値の4倍ができ上がりウエスト寸法です。
これはMサイズの例です。 計測数値の 19.39cm×4=77.56cm ・・・ これができ上がりウエスト寸法です。
ヒップの寸法には足りませんが、バイアスに裁断しますので、このウエスト部分は着脱では伸びます。
生地の柔らかさによって伸び具合は異なりますが、このウエストの上がり寸法がヒップ採寸寸法のおよそ90%あれば、ファスナー開き無しで脱ぎ着ができるでしょう。 (ヒップ採寸寸法 88cm×0,9=79cm ・・・先の製図の計算の比較では1.5cm差ですがほぼ90%で合格)
ウエストの上り寸法がヒップの約90%・・・ これを満たす様に数値操作をすれば、ファスナー無しでOKです。
着脱ができて、ウエストのギャザーは最上限で済みすっきりと仕上がります。
(バイアス裁ちでなく、通常の縦地裁断の場合は、ヒップに対して100%必要です。 又、まれに バイアスに裁断しても伸びない生地がありますので、その様な生地の場合は100%確保してください。)
ウエストのベルト部分を削除し、布目をバイアスマークに直して仕上げます。(下図)
別パーツのベルト製図(下右端のパーツ)は、伸縮性のあるリブニットを使いますので、この製図のまま裁断すると緩すぎます。ウエストは締まりません。 このリブニット用の製図は長さ調整が必要です。
良く伸びるリブニット、硬くしっかりしたリブニット、、、 様々です。
実際は、購入したリブニットをお腹に回して、ほど良く締まる状態で寸法を決めます。
ですから、一点物の製作ではリブ部分の製図が無くてもでき上がります。直接お腹に回したリブをそのまま使いますから、、、。
しかし、既製服のパターン作成ではこのリブ部分も製図が必要です。 リブニットの素材が決まった時点で、お腹(又はボディー)に回して寸法を測り製図を仕上げて縫製に出します。
※ 柔らかいリブニットを使用した場合に、スカートの重みでウエスト位置に納まらず腰の方に落ちてしまうことがあります。その場合は、リブニットの中にゴムを通して補強しましょう。
※ ウエストにリブニットを縫合する際は伸ばしながら縫ってください。 製図上のウエスト寸法はヒップの90%です。 履く際はそこをぐ〜んと伸ばして履くことになりますから、、、。
一度縫って、着用して確認しましたらもう一度縫っておくと良いですね。 二度縫いと言いますが、一度縫っただけでは着脱で糸が切れる心配があります。 二度縫っておくと安心です。
<CADソフトでも引くことができます>
@からFの手順で、CADソフトの機能を使って作成すると、パタピッ とほぼ同じ製図ができ上がります。(紙に鉛筆書きでもでき上がりますので、CADを持たないユーザーは、下図の解説を参考に引いてみてください。)
初期バージョンのプチCAD(\9,800)でも引けます。
「中点」の機能はありませんが、円弧の線を「距離測定」で計測し、その半分の距離を「線上の点」で点を乗せると中点と同じ結果になります。
下図は前後スカートがくっ付いていますが、この後分離します。
以上で製図はでき上がりです! |