文化式やドレメ式の原型と併用できる?ができますか。


<質問例>
● 製図は常にスタイルブックを見て引いています。
文化式やドレメ式の原型を使って引く方法を覚えましたが、パタピッ でも同じことができますか。

従来の文化式やドレメ式の原型は一つの原型からあらゆるデザインの製図を引く方法です。ブラウスもスーツも、コートもワンピースも、一つの原型から引く方法です。

パタピッ「ブラウスソフト」「スーツソフト」「ワンピースソフト」などがありますが、更に各ソフトは「スリム」「ノーマル」「ワイド」等に分類され、いわゆる「細分化された原型」と考えてください。

原型が細分化されますので、各製図はとても正確にでき上がります。
従来の様に、たった一つの「原型」からあらゆるデザインを起こす難しさはなくなりました。

パタピッ ユーザーにとってもスタイルブックの製図案内は一つの参考になります。
でも決してそのままに引こうとしないでください。
製図を引いた経験のある方は、指示通りに引いても理想のシルエットが得られなかった経験を持つ方が多いと思います。 失敗を繰り返している人も多いでしょう。 製図解説の寸法指示には残念ながら問題があるのも否めません。

従来式の製図方法の問題点を解説しました。してご覧くださいご覧ください。

基本的にはパタピッ は、「この服が欲しい」と見つけた写真実物の服から製図を引く新感覚のソフトです。スタイルブックで見つけたデザインでも、本の製図解説ではなく そのデザインの写真やイラストを見てパタピッ の方法に従って製図を引いていただきたいと思います。
その際に、付属するポケットの形や襟の展開方法などでは スタイルブックの製図案内が参考になる場合がありますので、部分的に利用しましょう。

一番大切な「身頃」「袖」など基本のシルエットを決定する主要パーツの製図に関しては、本の製図案内でなくパタピッ 操作をしてください。明らかに格好が良くステキな服に仕上がります。

従来の原型から離れ、パタピッ 操作に慣れたユーザー達からは「簡単で失敗がない!」「今までと違う!?」という声が共通の感想です。

パタピッ は、従来の製図手段を塗り替える新しい道具として、一般家庭へのパソコンの普及と共に、一般層にも広がっています。

 この質問の様に、従来の原型から引く方法に慣れてしまっている方は、なかなかそこからの軌道修正ができない様子が見られます。
少しずつ切り替えていきましょう。
次第にパタピッ が切り離せない製図道具になっていくことでしょう。