操作は、他のプロパタピッ と同様、数値操作で簡単です。
簡単な操作で、プロレベルのメンズ製図が得られます。
個人でも使えますが、商品価値の高さでは、既製服メーカー、オーダー事業で活躍します。

事業目的でプロパタピッ を使用するユーザーから、メンズ専用ソフトを求める声が以前から高く上がっていました。

他社CADのグレーディング（サイズ変換）はデザインが決まったものをグレーディングする働きで、デザイン展開は限られます。

その為、パタピッ の様に　自由にデザインが変えられ、異なる体型に正確に対応するソフトが求められていました。

Yシャツ、Tシャツなど、デザインを限定してメンズ専門に既製服展開する企業やオーダー事業では、製図のスピードとコスト削減では最強のソフトとなるでしょう。

メンズ専用プロパタピッ は、下の5ソフトです。

今まで最も声が多かったのはこのYシャツソフトです。

全対応の基本型身頃ソフトでYシャツを作成する工程では、ヨークの作成や裾のカーブライン、前立ての折り返し等を　一点一点行わなければならず、基本は数秒ででき上がっても　これらの作業に時間がかかっていました。

Yシャツソフトはこれらの一連の作業が自動で完結します。
下がレイアウト画面で数値操作して実行ボタンを押した後の製図です。�@ヨーク　�A後身頃　�B�C�D前身頃3種（前立ての折り返しの違いによる2種と下前身頃）

他のパタピッ と同様、数値を打ち込み実行ボタンを押すと数秒ででき上がります。
勿論、様々なサイズや体型補正なども数値操作で完結し、商品価値を高めるべく非常に繊細に動きます。

Yシャツと言っても様々なデザインがあります。　ネクタイを締めるホワイトシャツもあれば、右上の様なルーズフィットのカジュアルシャツもあります。　若者が好むスリムなシャツもあります。

このソフトは、右図の各パーツを基本とするシャツ（ヨーク切り替えのシャツの類）であれば全て利用可能です。
丈や幅が自由であることは勿論のこと、前立て幅、ヨーク幅、後タックの有無と幅、その他　様々な部分が数値命令で自動で動きます。
勿論、ラインの修正は自動操作後に自由に行っていただいて構いませんので、他社との差別化を目的とするまったくオリジナルのシャツもこのソフトを利用すれば作業はとても早く正確でしょう。

袖ソフトは、
と
が対応します。

全対応のとをメンズ専用身頃と組み合わせて使用することも可能ですが、メンズ専用ソフトは、メンズ特有の動きとして、半袖ソフトでは、セットインスリーブでも袖山の「いせ」はありません。シャツに限定して使用する場合は大変便利です。

また、メンズ専用のカフス付き長袖ソフトでは、袖幅中心線が袖口のタック山と一致するというYシャツ特有の動きをさせています。　それにより、クリーニングのプレスがし易いという効果があります。
又、短冊の幅や長さの調節が可能で、短冊製図もソフトに加わります。それらの点では　Yシャツ製品として使用する価値は大です。

襟ソフトとポケットソフトは、全対応のが対応します。

こちらも以前から要求の声が高かったソフトです。
Yシャツの様に複雑ではありませんので、素人でも充分に活用していただけるでしょう。

メンズ専用にしたことで、操作がよりシンプルになりさらに簡単です。

襟のリブニットの製図も組み込まれています。

このTシャツソフトは、Tシャツ限定ではありません。
カットソー全般に使用可能です。

例えば、トレーナー、ポロシャツ、スポーツウエア、カーディガン、タンクトップなど、様々に応用してください。

袖ソフトはが対応します。　長袖半袖兼用です。

メンズデザイン全般の基本製図（原型）として使用することができます。

ブラウス全般、ベスト、ジャケット、他　多くのメンズ製図の基本ができ上がります。

ニット製図の原則が分かれば、Tシャツ類もこのソフトで引くことができます。
勿論、Yシャツの原型として使用することも可能ですが、ヨークや裾のカーブ、前立ての折返し等は自動ではできませんので、このソフトでYシャツを引くのは結構面倒でしょう。

袖や襟は、全対応のプロパタピッ を自由に組み合わせて使用することができます。

メンズパタピ

様々なデザインが可能で、全てを紹介することはできませんが、ごく一部ですが下をご紹介します。
独自の発想で個性的なデザインを創造して下さい。

どのメンズソフトも、他のパタピッ に慣れたユーザーであれば操作はまったく問題ありません。　むしろ現パタピッ より簡単ですから　皆が驚きます

メンズ製図はレディースと左右が逆転します。　パタピッ の左右はレディースの位置です。　
プログラムはメンズソフトではメンズ特有の製図を正確に組み込んでいますので問題はありませんが、左右を反転する必要がある場合があります。　特にYシャツの前身頃では、左右の製図が前立ての折返し部分で異なりますので、片側を反転して使用していただくことになります。

レイアウト画面での操作は、上で説明した製図画の様に同じ方向を向いてでき上がりますので、CAD機能を使って反転してください。　当CADの反転操作はとても簡単です。素人でも使えます。

また、量産ラインでは両面製図が必要な場合もあります　これもCADで簡単に両面複写できます。

CADを使用しないユーザーは、印刷後の製図を裁断の際に裏返して使用するなど工夫をしてください。